動画での説明
動画での説明はこちらです。
本編は0:55~
FireAlpaca編は1:00~
ibisPaint編は5:00~
になります。
お絵描き楽しいな~
特にオリキャラが可愛く描けたときなんかテンションMAXだぜ!
……ん?


下描きレイヤーに線画描いてる
ギャー!やらかした!もうお終いだ!!
お絵描き好きの皆さん、ごきげんよう!ぴケです。
スマホやPCで絵を描いていて、こんな経験はございませんか?
私はしょっちゅうやらかします。
こんな時はもう心が折れてしまうのですが、ここで『線画を下描きに描いた時の解決法』を紹介したいと思います。
※今回は、ペイントツール『FireAlpaca』と『ibisPaint』の解決方法を紹介しています。
また、この方法は『線画が黒一色である』『下描きの色が単純である』という状態が前提になってしまいます。
他のペイントツールを使っている方、線画・下描きに複数の色を使っている方は、参考程度に見ていってください。
FireAlpaca編
始める前に下描きを保存してください。後で消えてしまいます。
まず、下描きレイヤーの下に『新しいレイヤー』を追加します。

そして、そのレイヤーを”下描きの色”で塗りつぶします。この絵の場合は赤です。

そうしたら上の『下描きレイヤー』と、この『真っ赤なレイヤー(レイヤー3)』を結合します。
更に新しいレイヤーを上に追加。
そしてこの『新しいレイヤー(レイヤー4)』を真っ黒に塗りつぶします。
色も明るさもつけずに真っ黒です。
次に、下の『赤背景レイヤー(レイヤー3)』を選び、
『選択範囲』メニューから『レイヤーを元に作成/輝度』をクリック。


この時、『黒レイヤー』は表示したままにしてください。
すると、微妙に色が変わりましたね。
ちょっと…いやかなり見づらいですが、色が変わりました。

色が変わったら、次は『黒レイヤー(レイヤー4)』を白く塗りつぶします。
真っ白です。

線画が白くなりましたね。
このあたりで選択範囲は解除して大丈夫です。
次に、この『白線画レイヤー(レイヤー4)』と『赤背景レイヤー(レイヤー3)』を結合。
そして、『フィルタ』メニューから『線画抽出』をクリック。

半透明の部分が黒くなるまで、左の三角▲を動かしましょう。

行き過ぎると、線画が細くカチカチになるのでご注意ください。
『OK』を押すと、線画の部分が透明になりますね。
さてさてもう少しです。
次に、この『黒レイヤー(レイヤー3)』の『透明度を保護』をONにして、全体を白く塗ります。

こんな感じになりますね。
そして、また『新しいレイヤー』を下に追加して、黒く塗りつぶします。
では、この『白レイヤー(レイヤー3)』と『黒レイヤー(レイヤー4)』を結合します。

最後に『フィルタ』メニューから『線画抽出』をして、完了です!


やったー!下描きから線画を取り出せた!!
ここにさっき保存した下描きを読み込めば、また絵を描けますね!
・下描きに複数の色を使っていた場合
これも、上記とやり方は変わりません。
ただ、初めの”下のレイヤーを下描きの色で塗りつぶす”段階で、一番暗い色で塗っておくと、後で線が残りません。

例えばこの絵の場合は、一番暗い”茶色”で下のレイヤーを塗りつぶします。

↑こんな感じ。
あとの工程は先ほどの上の記事と同じです。
ibisPaint編
アイビスペイントは比較的簡単です。
始める前に下描きを保存してください。後で消えてしまいます。