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【VRoid】これでキャラクターの幅がもっと増える!その③VRoidStudioの帽子の作り方 第2段

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VRoidだけですごいキャラを作りたい!
どうも、ぴケです!

とても間が開いてしまいまして申し訳ありません!
今回はVRoidStudioでの帽子の作り方を紹介していきます!

前回は耳やツノを作りました。
帽子とは相性もいいので、気になる方は是非見に行ってください!

 

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「作るのは面倒~!素材だけほしい!」という方は是非見ていってください!

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そもそもVRoidってなんですか?

皆さんこの記事を読んでるということはVRoidをご存じでしょうけど、初めて見る方に説明しますね!

 

VRoidとは

 

 

帽子は『髪の毛』で作れます

VRoidStudioで帽子を作るときは、大体髪の毛を駆使すれば作ることができるんです!!

帽子だけではありません。ピアスなど、頭にくっついているものは大体髪の毛で作れます。

この記事での帽子も、髪の毛を使った方法です。
これがわかれば、あとはどうやったら髪を帽子にできるのか考えるだけですね!

 

 

【本題】いろんな帽子の作り方

では帽子を作っていきましょう!

この子にいろんな帽子を付けていきます。

ぴケのオリキャラのボーシくんです。後で耳は隠します。

 

 

はじめに

始める前に、プロシージャルヘアの説明手描きガイドの説明を簡単に話しておきましょう!
基本的に手描きだけでも作れますが、プロシージャルヘアも知っておくに越したことはありません!

まず、髪型からはね毛に行き(お好きなところで構いませんが、ぴケは他の髪の上に付けられるようにはね毛を使っています。)、右側メニューの『髪型を編集』をクリックします。

編集画面へ行ったら左側のメニューで、『プロシージャルヘアを追加』します。

すると画像のように、顔の左に髪のまとまりが現れると思います。

そして右側のメニューを見ると、ものすごい量のパラメーターみたいなのがありますね。
結構下まで続いております。

これを調節することで、大量の髪の毛を一気に編集することができます。

「えーっ!無理!これ全部調節してたら泡吹いちゃう!!!!」

まぁまぁそんな焦らないで、作りたいもの次第では大した調節もいりません。
3つ4つ動かせればなんの問題もありませんから!

それに、このプロシージャルヘアを利用すれば、たくさんの髪をひとつひとつ編集する必要もありません!
始めは大変かもしれませんが、慣れてしまえば便利なものです。
ボーシくんの髪もこれを使っています!

中にはプロシージャルヘアを使うより手描きヘアのほうがいいなんてことはもちろんあります。
しかし帽子は大きくなればなるほどプロシージャルヘアにお世話になります。

 

さて次に、この緑の丸◎がありますよね?
これでガイドを変形できます。
『ガイド』というのは、髪の土台か定規のようになるグレーの罫線です。

これらをドラッグすると、髪の毛の形が変わるのが分かると思います。

そう。コイツを帽子の形にして、その上に髪を描けばいいのです!!

右上の『ミラーリング』をONにすれば、左右対称に編集することができますよ。

また、髪は「揺れもの設定」をしないとカチカチのままです。
髪(帽子)を揺らしたいときは、髪型から『髪の揺れ方を設定』に行きましょう。
揺らしたくないときはそのままで大丈夫です!

 

そして、正式版は便利なことにVRoidStudio上に保存しておくだけで、また作りたいと思ったときにすぐに呼び出すことができます!

 

準備は以上です!早速作っていきましょう!

 

 

キャスケットの作り方

リクエストにもありました!
被るだけでオシャレでかわいくなりますよね!

頭を覆う部分はプロシージャルヘアの『間隔』『本数』を大きめにしています。
ツバの部分は手描きです。

リムライトが強めだと髪の凹凸が目立ってしまいます。

かわいい~!

 

 

バケットハットの作り方

シルエットが可愛らしいですよね。

ぐるっと一周する形なのでプロシージャルヘアを使うと楽です。

本体とリボンは別々のガイドにしないとめり込んでしまいます。

似合う~!

 

 

メトロハットの作り方

帽子の種類を調べてみて初めて知りました!

バケットハットと似た作りですが、こちらのほうが簡単です!

工程も少なく済みます!

丸い帽子はまた違った可愛さがありますね。

 

 

ボンネットの作り方

もっとロリータ系の子やお姫様キャラに被せると良いかもしれませんね!

ちょっと工程が多いですが、シンプルな形状なので作りやすいです。

リボンやレースなどの飾りを付け足すと可愛くなりますね!

ドレスとかと会うんだろうなあ~!

 

 

ボンボンつきニット帽の作り方

冬の寒い時期には欠かせませんね!

大した工夫もいらず、サクッと作れてしまいます!

また、テクスチャを入れることでニット感が増します!

モコモコ部分やボンボンはこんな形状にしています。
意外と適当でも大丈夫です。

テクスチャについてはまた後々説明します!

あったかくしてね~

 

 

マリン帽の作り方

いろんなコーディネートに組み合わせられますね!

上側を作るのが少し面倒ですが、他の部分は簡単にできます。

ネコちゃんの模様は何にでも変えられます

かっこいいファッションにも合わせられます!

 

 

フェズ(トルコ帽)の作り方

これフェズっていうんですね~。
海外のゲームなどでよく見る気がします。

シンプルな作りですぐできる上にかわいらしいですね!

色や形状をアレンジすればオリジナルの帽子ができそうです。

帽子に合わせて耳の位置は調整しましょうね~!

 

 

●帽子と合わせたい飾り いろいろ●

「単なる帽子じゃつまらない!僕はもっと個性的なデザインにしたい!」
なんてことしょっちゅうですよね。
みんな似たり寄ったりのデザインでは、自分のキャラと他人のキャラを間違えられてしまうかも…。

ということで帽子に付けられる飾りの作り方を紹介していきます!
もちろん髪飾りにも使えます。

 

ボンボン・ファー

先ほども書きましたね!
これさえ付けておけばカワイイポイントがアップします。

太さ厚みをいじりながら丸くなるように調節。

形状もハチャメチャにすることで”もこもこ感”が増します。

あとは好きな部分に付けるだけです!
ニット帽だけでなく、さらに夏冬関係なくいろんな帽子や髪飾りとして使えます。

 

 

あごひも

ボンネットで登場しましたが、ヘルメットや麦わら帽子など、意外と何にでも使えます。

意外と簡単で、逆さカチューシャのような難易度です。

リボンや飾りを付け足すと個性的になりますよ!

 

 

リボン

上の項目でも出てきましたね!

可愛いキャラやオシャレなドレスには欠かせないアイテムです。

見やすいようにパーツごとに色分けしてあります↑

真ん中以外はミラー機能を使うのが楽です。

形状は外側に行くほど(終わりになるほど)広げるのが良いと思います。

揺れものを設定すれば動くたびにヒラヒラしてくれます!

 

 

「花なんて複雑なパーツ難しいって!」と思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。

複雑ゆえ、適当でも花に見えます。

見やすいようにパーツごとに色分けしてあります↑

今回は手描きグループを3つ使います。

一番下の花は太さ多め厚さ少なめにし、お高いクッキーみたいに描いていきます。

そのグループを複製し、ガイドを赤い花の一回り大きくします。

太さを小さくしてマテリアルを変えたら2段目の完成。

3段目は複製しても似た形のガイドを作っても大丈夫です。
同じように2段目の一回り大きくし、複製した場合はヘアーを全て消します※グループまで消さないように!

そこに新たに花を描いたら完成!

ここに葉っぱを付け足したり、実在する花を作ってみるのもいいですね!

 

 

ゴーグル

作業自体は簡単なのですが、微調整が面倒くさい。
根気との勝負になります。

使うグループは1つだけです。

帽子や髪に添わせたガイドを作ります。
その上に ベルト・金のパーツ・レンズ を描いたらもうゴーグルですね!(ミラー機能を使うと楽です)

ベルトは厚さを最小に、金パーツは大きめに、レンズはその中間がちょうどいいと思います。
形状も独特なので下の画像を参考にしてください。

ミラーで描く→ミラーを消して調節→またミラーを付けて位置調節
をすると破綻しやすいです。
命を差し出さずとも何とかなりますが、面倒くさがりの人は大変かと…。

 

 

●テクスチャがあればなんとかなる!●

「帽子作ったけどなんか味気ない…なんか髪の毛感満載なんだけど…」
という悩みを解決してくれるのがテクスチャです。

私も帽子を作るときはテクスチャを一色でベタ塗りにしています。
ただ、ベタ塗りだけではのっぺりしてしまいますよね。
ここでは簡単に作れる、かつ華やかなテクスチャを紹介します!

 

グラデーションテクスチャ

これは髪にも使えます。
ちょっとイイ感じになる上、手間もかかりません。

こちらはわかりずらいですが、下に行くにつれて彩度が落ちています。

下のは分かりやすい例です。

とにかく好きな色をグラデーションで描いちゃおうということです!

 

 

ニットテクスチャ

ニット帽、セーター、マフラーなどなど…
これさえあれば冬衣装も完璧!

「もう手っ取り早く作りたい!それっぽく見えればいい!」という方は、簡単エアブラシボーダーがオススメ↓

「ちょっと時間かかっても凝りたい!労働時間とクオリティは比例する!」という方は、簡単一色テクスチャがオススメ↓

ポイントは 不透明度を下げて帽子と一体化させる です。多分。

 

 

麻布テクスチャ

笠などによく使います。

縦横線をランダムに描いたものです。
これも不透明度を下げるといいかも。

 

 

模様を描き込む

花柄、ネコ柄、ストライプ…全て髪で再現するのは苦難の技だしモデルが重くなってしまいます。
そんなときはやっぱりテクスチャに描いてしまうのがいいでしょう。

ペイントソフトなどを使うと簡単に華やかな装飾を描く事ができます!

アレンジも楽にできますね。

 

 

次回予告

はい!
今回はここまでとなります!
また次回以降、他の耳や帽子、ヘッドアクセサリーの作り方もどんどん載せていきます!

「この帽子、アクセサリーの作り方が知りたい!」「こんなデザイン、髪型も作ってほしい!」
という、頭や髪に関する内容のほかにも、
「こういう服はどう作ったらいいかな?」「こんな感じのキャラはどうやって作るの?」
という質問や相談などございましたら、お気軽にコメントしてくださいね!
次の記事で解決案や作り方を載せたいと思います!!

 

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また、ぴケがVRoidStudioで作ったキャラクターは全てこちらで見ることができます!↓
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よかったら見てみてください!
  

それではまた次回お会いしましょう!
バイバーイ!!

 

 

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