VRoidを愛用してる人も不満を持ってる人も知らない人もごきげんよう、ぴケです。
自分のキャラクターを3Dで作ることができたらやってみたいことはありませんか?
そう、MMDで曲と合わせて躍らせたいですよねえ!
でもMMDはパソコンオンリーのソフトだし、いろんなものダウンロードしなきゃいけないから難しいよな…。
そんなあなたに!
Doll Dancerというアプリはご存じですか?
ぴケも先月知ったのですが、なんとこのアプリでは『VRoid Hub』と連携させて自分のキャラクターを使ってMMD動画を作ることができるそうなんです!!
それもスマホだけで!
自分はPCもMMDも持っていますが、せっかくなら使ってみたいと思います。
<もくじ>
- そもそもVRoidってなんですか?
- MMDってなんですか?
- 【本題】Doll Dancerを使ってみる
・キャラクターを設定しよう
・ダンスモーションを設定しよう
・BGM、音楽を選択しよう
・背景を設定しよう
・カメラモーションを設定しよう
・動画を再生してみよう
- おわりに
そもそもVRoidってなんですか?
皆さんVRoidはご存じですか?
VTuberやVRchatなどの3Dキャラクターブームに乗っかった『自分の3Dキャラクターでのコミュニケーションを手軽にできる』という、pixivが提供するコンテンツです。
↓VRoid公式サイトはこちら↓
https://vroid.com/
『VRoidStudio』では、自分の3Dキャラクターを簡単に作ることができます。
完全無料で、作り方次第で可愛い女子高生アイドルからファンタジーなイケメンアンドロイドも作れます!すげえや
↓VRoid Studio公式サイト・インストールはこちら↓
https://vroid.com/studio
PCを持っていない人も『VRoidモバイル』で簡単なキャラクターを制作することができます。
こちらはキャラメイク以外にも、VRoid Hubからキャラクターを呼び出してバーチャル空間またはAR撮影することができます。
しかしパーツが少ないので、ぴケは写真を撮るとき以外ではあまり利用していません。
キャラの動きを確かめるのに便利です。
↓VRoidモバイル公式サイトはこちら↓
https://vroid.com/mobile
更に『VRoid Hub』というキャラクターを管理できるサイトを使えば、いろいろなアプリと連携させて楽しむことができます。
VRoidモバイルで作ったキャラクターも、こちらに保存しておけばアプリを消したときにキャラクターが消えることはありません。
このサイトでは他の人が投稿したキャラクターや写真を見ることもできます。
時々「すげえ!どうやって作ったの!?」というようなキャラを投稿している人もいるので、見てみると楽しいかもしれません。
↓VRoid Hubはこちら↓
https://hub.vroid.com/
今回はVRoid Hubと連携させたアプリを使います!
MMDってなんですか?
ボーカロイドを好きな人ならどこかで聞いたことがあるであろうMMD。
こちらはMikuMikuDanceの略です。樋口優さんが制作したソフトで、初音ミクや鏡音リンなどのボーカロイドを中心に『3Dでキャラクターを躍らせる』PCソフト、またはそのジャンルです。
昔からかなりの人気で、ニコニコ動画では頻繁に目にするでしょう。
今では3Dモデルやステージ・背景、ダンスとカメラのモーションやエフェクトなどがたくさんの人の手によって日々更新されております。
↓MMD公式サイト・インストールはこちら↓
https://sites.google.com/view/vpvp/
若かりしぴケはこのMMDを初めて触ったときから「いつか自分のキャラクターを躍らせてえなあ!!」と思っていたので、手軽に自分のキャラを躍らせられる時代がきてびっくりです。
【本題】Doll Dancerを使ってみる
遅くなりましたが本題です!
こちらのDoll Dancerをスマホにインストールして使ってみましょう。
↓Doll Dancerのインストールはこちら↓
iPhone
https://apps.apple.com/jp/app/doll-dancer/id1394822854
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.personuo.dolldancer
アプリを開くとこんな画面になっていますね。
VRoidでもよく見るヴィクトリアちゃんが映っています。

直感でわかる操作もあれば、チュートリアルを見てもわからない機能もありました。
(チュートリアルは公式YouTubeで見ることができます)

キャラクターを設定しよう
試しにキャラクターを読み込んでみましょう。
画面右上のモデル選択をタップすると下のような画面に来ました。
VRoid Hubと連携しなくてもいろんなキャラクターを使えるようです。

しかし私は自分のキャラクターがいい!
ということで左下の『VRoid Hub』というアイコンをタップ。
初めて連携する方はここで連携の手順を踏むことになります。
私はすでに連携してしまったので今回は割愛します。
難しい手順もないのでご安心を!
さて、ぴケがVRoid Hubに投稿したキャラクターが出てきましたね。改めてみると多いな…。
その中から一人選んでタップすると、『Download』もしくは『利用する』という項目があるのでタップ。


先ほどの画面に戻ってきましたね。
さあここでご注意!
そのまま左上の戻るボタンを押してはいけません!
画面左下ちょっと上のキャラクターの顔が映っているところに『↓』マークが出ていると思います。
こちらをタップしてキャラクターを入れないと配置されません。

初めて読み込んだキャラクターは青いチケット10枚を消費してキャラクターを配置します。

この青いチケットはトップメニュー左中央のバーガーセットアイコンから広告を見る、もしくは購入することで手に入れることができます。
また、キャラクター選択画面の右上にある『PMX VRM』というアイコンをタップすると、自分でダウンロードしたPMXモデルやVRMモデルを読み込むことができます。
私が入れたかったモデルは残念ながら動かなかったので今回は断念します。
《 追記(2022、3月)》
※キャラを配置する際、『矢印で示された白枠』ではなく『緑の矢印』をタップしないと配置されません!
コメントで教えていただきました!ありがとうございます!
ダンスモーションを設定しよう
さて、トップに戻って次はダンスモーションを設定しましょう!
ダンスモーションメニューをタップしたらまたチェック背景の場所に来ました。
下に出ているのはデフォルトのモーションです。

右上の『VMD』アイコンを開くと、自分でダウンロードしたモーションファイルを読み込めます。
Zipファイルでないと読み込めないのでご注意ください。
左側の地球↓マークからダウンロードしたZipファイルを呼び出します。
(下画像は私が試しにダウンロードしたファイルです。デフォルトではありません。)

今回はデフォルトで選べるモーションを使います!
モーションを選択するとキャラクターがその場で踊ってくれます。

もうこれで完成でいいんじゃね?と思いつつ、お次は音楽に行きましょう~!
BGM、音楽を選択しよう
音楽の設定は簡単ですが、よその曲を利用する際は注意が必要ですね。
音楽メニューをタップすると、下のような選択画面が出てきます。

デフォルトでは1曲しかありませんね。
ここに自分でダウンロードした曲を読み込めるのですが、もちろん違法ダウンロードなどはダメですよ!
「どれをダウンロードしていいかわからないんだよね…」という人はオフィシャルMVや公式アカウント・サイトなどでダウンロードできるところがないか探してみましょう。
また、曲を使用する際に許可が必要だったり、使用した後にタグやコンテンツ登録が必要になることもあるので使いたい楽曲の説明欄などをよく読んで使うようにしましょうね。
わからないときは直接作者様に聞くのが早いと思われます。
さて、曲を選んだら次は背景です。
背景を設定しよう
背景がデフォルトで入っているのが便利すぎてうれしいんですよね。(ステージとか探すのめんどくさいぴケ)
背景メニューを開くとこんな画面に。

今は『BASE』という背景です。
他の背景は青いチケットを消費することで使えるようになります。
このベースステージ、YouTubeマークの2つ下に設定バーみたいなアイコンがありますね。
こちらを開くと、照明やエフェクトの具合や空と地面のテクスチャも設定することができます。

自分で用意した画像を読み込めるというのがとてもうれしいですね!
これを利用すれば自分でステージやスカイドームを作らなくても画像さえあればよしってことですもんね。
(2022.07.18追記)
《天蓋を設定する》
天蓋というのは壁や天井、空といった背景の部分です。
『画像』から既存の背景を選んだり、持っている画像ファイルを読み込むことができます。


『主色』で色を変えることで、同じ画像でも『朝、夕、夜』などの違いを出せます。
『回転』では左右に回転させて位置を調節できます。
『感光』で明るくできるようです。
《画像を作るときの注意点》
こういった3Dの背景は球体の内側に画像を張り付けた、いわゆる『スカイドーム』と呼ばれる物です。
なので、メインの背景や壁の上下に普段は映らない部分を作る必要があります。
※これがないと上下に引き延ばされてしまいます。


デフォルトで入っている背景も上下に普段は見ない部分があります。

また、背景は球状ですので左右の両端は画像がループするように調節した方が不自然になりません。
(2022.07.18追記)
《地面を設定する》
地面は背景よりも簡単に設定できます。
こちらも『画像』から既存の物、読み込んだものを使えます。



基本的にはループができるような画像がいいと思います。
私はフローリング風の床にしました。
『タイル』メニューでループする数や大きさを調節できます。


『サイズ』メニューで地面の大きさを設定。『position』メニューで位置を変えられます。



ポジションは、『Ⅹが左右』『Yが上下』『Zが前後』になります。
『色』で色を変えることで、同じ画像でも『朝、夕、夜』などの違いを出せます。
『回転』では回転させて位置を調節できます。
ということでぴケは速攻で用意した画像を使ってこんな感じに背景を設定しました。

この背景設定ついでによそからダウンロードしたステージを読み込んでみましょう。
背景メニューアイコンの下にある立方体にPMXとあるアイコンをタップ。
更に右上の紙アイコンをタップすると、ダンスモーションや音楽を読み込んだときにも見た画面が出てきますね。


ここでモーションや音楽と同じようにステージも読み込めるってわけです。
今回私はステージを用意していないので何も読み込みません。
正確には使いたかったファイルがうまく読み込めなかったので諦めました(゜U゜)
カメラモーションを設定しよう
MMDクリエイターの皆様にはカッコいいカメラモーションを作っている方もたくさんいますよね!
カメラ操作に関してはチンプンカンプンなのでいつもお世話になっております。
さて、これも今までの設定と同じ工程で読み込めます。
ビデオカメラとVMDのアイコンをタップ。
右上の紙アイコンを開くとダンスモーションの時と同じ画面になるのでここでカメラモーションを読み込みます。


左上の戻るボタンの下にあるアイコンで横画面と縦画面を切り替えられます。
ぴケはデフォルトのダンス用のカメラモーションを持っていないので何もしません。
動画を再生してみよう
キャラクターを複数配置している場合はトップ左側のチェック地面アイコンからキャラの位置を調節するといいかもしれません。
今回は一人しか置いていないのでこのままです。
さあ、トップ下中央の『READY』アイコンをタップ。
この画面に来て真ん中の『REC』ボタンを押すとキャラクター・音楽・カメラが動き、そのムービーを録画することができます。

そして録画中に任意のタイミングで戻るボタンを押すと、下のような画面になります。
左の緑のボタンを押すとシェアができるので、お好きなSNSなどに投稿するかグーグルフォトにアップロードして自分用に保存するのもいいでしょう。
右の赤いボタンで今撮ったムービーを削除します。

そして今回ぴケが撮った動画はこちらになります。
表情が動かなくて怖いですね。
あ、いや・・・踊った~!!!かわいい~!!!!!
ちょっと画質が悪いですが、スマホアプリなのでそこは仕方ないと思います。
よし、これであなたもMMD動画を作ることに成功です!!
やったね!
私は動画の編集にパソコンのソフトを使用していますが、スマホ用の編集アプリでもかなり満足に作れると思います!
ちなみに以前ツイッターに投稿した動画はこちらです。
配布されているダンスモーションやカメラモーションを使うとこんな感じに仕上がります。
@hoodprison_tl
— ぴケ / Pike (@pike_yamazukin) June 17, 2021
お手軽MMDアプリ使ってみたあああふんがあああああああああああかわいいいいいいい(墓)
背景は手抜き、クレジットは動画内です。 pic.twitter.com/9sI7RaL9Cn
おわりに
どうだったでしょうか?
踊るオリキャラや推しキャラなどを手軽に見たいときにはうってつけのアプリだと思います。
このアプリ単体でもデフォルトで可愛いキャラがたくさんいるので十分楽しめるでしょう。
しかし、モーションが1つしか読み込めないので、ダンスと表情が分かれているものはPCで両方を読み込んだモーションを用意する必要がありますね…。
他にも、このアプリだけではキャラごとの細かい動きの修正ができません。本当に読み込んで動かすだけです。
そこまでするならもうPCでMMDを操作したほうが早いのでは???
とも思いますが、背景を簡単に用意できるあたりなかなか手放せませんね。
まだまだアップデートしていくようですので、今後に期待しましょう!
また、私はこれを機にVRoidを利用する人が増えるといいなあ~なんて思っています。
なかなか不便な点も多いですが、ぴケのように「オリジナルキャラクターの3Dモデルがほしい~!!」という方は是非利用してみるといいかもしれません!
私は他にもVRoid関連のブログを投稿しているので、よければページ一番下のカテゴリー欄、もしくは下のリンクから『VRoidカテゴリー』を見ていってくださいね!
リンクはこちら↓
https://kodaiga.xyz/category/vroid/
それではまた次回の記事で!!バイバーイ!
コメント
質問失礼します。
キャラクターをダウンロードする際、緑色の矢印で示される箇所を何度も繰り返しタップしてみましたが、キャラクターが配置されません。
このような場合、どのように対処すれば良いのかを教えていただけると幸いです…!
コメントありがとうございます。
どうやら『矢印で示された白枠』ではなく『緑の矢印』をタップしないと配置できないようです。
まったく気づきませんでした、コメント本当にありがとうございます!
質問します!
あの、画像で背景を設定しようとしたんですが、なぜか歪んでしまいます…
どのような画像にすればいいのかわかりませんかね?
質問ありがとうございます。
3Dの背景は球状の面に画像を張り付けている、いわゆる『スカイドーム』と呼ばれる物なので、メインの壁(背景)の上下に『見えなくても困らない余白』のような部分を作っておくのが良いかもしれません。(画像1、2)


デフォルトで用意されている画像も、メインの背景が中央にあり、上下に『普段は見えない部分』があります。(画像3)

※この余白が無いと上下に引き延ばされてしまいます!
また、しっかり中央にメイン背景を置くと地面に埋もれて見える(思っていたより下にある気がする)事があります。これは地面の広さにも関わってくるので、お好みで画像の高さを調節すると良いでしょう!
横に伸びて歪む場合は、背景を縮めてループさせた画像を作るといいかもしれません!
コメントありがとうございます!
近日中に記事のほうにも背景の設定をもっと詳しく書きたいと思います!!
また何かありましたら、お気軽に質問してください。
画像サイズを変更して中央に置いてみたら出来ました!ありがとうございます!
よかったです!
あのーポーズ作ろうとしたのですが解除されてできません
ご質問ありがとうございます。
『ポーズを作る』というのは具体的にどのような操作をしたのか教えていただけないでしょうか?